《寄稿》満員電車で舌打ちが起こる日本と笑いが起こるネパール。その違いは「コミュ力」だよ

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こんちはっす!脳内アーティストSHUN INANUMA(@shuninanuma)です!

今回の記事はなんと、ネパール在住のkeiさんから記事を寄稿して頂きました!

ネパールから鋭い意見やお役立ち情報など様々なブログ記事を書いていらっしゃるんですね!

そんなkeiさんのブログはこちら!!「僕はネパールを変えることができない」

今回はそんなkeiさんから大変嬉しいことに寄稿記事を頂きました。

とても感慨深く、素敵な記事です。日本は島国ということもあってか、海外のこういった情報を見聞きすることはほとんどありません。特にこういったネパールの情報を知っている人はほとんどいないんではないでしょうか。是非ご覧下さい!

 

————ここから———–

 

ナマステ!
ブログはガチ。でもお腹はゆるゆる。
ネパール在住・クソマジメ下痢ブロガー、Kei です。

ネパールに来て1年数ヵ月。日本との違いをたくさん感じる日々を送っています。
中でも、特に違いを感じるのは人と人の「コミュニケーション」。

世界3位の経済大国ながら死んだような目をしてる日本人。
一方で、アジア最貧国ながら毎日楽しそうに生きてるネパール人。
その差が「コミュニケーション」の違いに詰まってるんじゃないかと僕は思うんです。

今回は、そんなネパールと日本のコミュニケーションの違いを紹介していきます。

 

人との会話を物凄く大切にするネパールの人達

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あまりイメージはないかもしれませんが、ネパールの人は話すのが大好きなんです。

とにかく人と会ったら話します。

例えば、知り合いと道で会ったとき。

よほど時間がない限り、日本人って「どうも」とか言って会釈して終わるだけじゃないで

すか?

そうしてセカセカどっかへ向かっていく。

でも、ネパールは違うんですよね。

どんなに急いでいても必ずこんなことを言い合います。

Aさん「こんにちは~!」

Bさん「こんにちは~!元気ですか?」

Aさん「元気ですよ!そちらは?」

Bさん「元気です!ご飯食べました?」

Aさん「食べましたよ!…(続く)」

「ナマステ(こんにちは)で会話が終わることはまずありません。

必ず「元気ですか?」「ご飯食べました?」などが続きます。

コミュニケ―ションを物凄く大切にするなと僕はネパールに来てから思いました。

これは何も歩いている人がすれ違うときだけに起こることじゃないですよ。

バスがすれ違う時も、運転手同士がその場で車を止めて話し出すことが多々あります(笑)

それはそれで急いでるときなんかはかなりイラついちゃいますが、でもやっぱりいいことですよね。

この一連の会話を大切にする文化。
ネパールに来たばかりの頃は僕もなかなか慣れませんでした。
でも今ではこのやり取りがすごく気持ちよくて、毎日人に会うのが楽しみなんです。

 

満員電車で殺伐とする日本と、笑いが起きるネパール

こんな風に会話が活発で、コミュニケーションを大切にするネパールの人達。
だからなのか、知らない人同士の心理的な距離も近くて、すぐに話し始めます。

日本って東京とかだと、朝晩のピーク時は人が溢れんばかりの満員電車になるじゃないですか。
僕、あれの何が嫌いって、あの殺伐とした「空気」なんです。

もちろん、ギュウギュウ詰めになるのも嫌ですよ。圧迫感があって早く出たいってなる。

でもそれ以上に、あの冷たい「空気」が嫌なんですよ。

あのちょっとでも足を踏んだりしたら、舌打ちでもされそうな感じ。

あの空間にいると、本当に何か心が痛くなるんですよね。

ネパールでも朝晩のピーク時にはバスが満員になります。(ネパールに電車はほぼない)

インドと外交トラブルが起きて燃料不足になった一番ひどいときはこんな感じ。

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それでもあんな殺伐とした空気にはなりませんでしたよ。


むしろ、誰かが「なんてきついんだ!」とか言い出す。
そこからまた他の誰かが「私もきつい!」とか言い出して会話が始まる。
そして最終的には笑いがちらほら起きています。

同じ満員の状態なのに、この違いは何なんでしょうね?

僕は「コミュニケーション」の違いなんじゃないかと思うんです。

 

知らない人とのコミュニケーションが、人生を豊かにしていくんじゃないの?

ネパールと日本のコミュニケーションの何が違うのか?
僕が一番感じるのは、「他人に対する距離感」。

日本は知らない人同士の距離感がすごく遠い。

一方でネパールはそれが日本より、圧倒的に近い。
そこが経済的には豊かでも死んだように生きる日本人と、経済的には貧しくても毎日楽しく生きてるネパール人の違いの原因にもなってるのかなと思います。

だって、知らない人と距離が近いと何気ない日常の出来事も楽しくなりますから!

僕は日本人だということもあって、バスに乗っているとネパールの人によく話しかけられます。

「どこから来たんだ?」とか「ネパールと日本、どっちが好き?」とか。
特段、意味がある会話じゃないかもしれないけど、そういう瞬間が僕はとても好き。1人で座っていたら得られない幸せがある。

たまたまバスで隣同士になっただけで話ができるってすごい素敵だと思うから。

もし同じバスに乗ってなかったら一生会うことがなかったかもしれないし、バスで隣に座ってなかったら一生話すこともなかったかもしれない。

そう考えると、この場でこうやって会話ができたことって本当にすごい奇跡なんですよね。

そうやって、日本も全く知らない人との一期一会をもっと楽しめるようになったらいいなと思うんです。

 

日本じゃ恥ずかしくて話せない?だからこそ、Tシャツをきっかけにコミュニケーションをとろうよ!

でも、日本じゃそんなことできないって?
分かります。見知らぬ人に話しかけたら、なんか気持ちがられるんじゃないかとかね。
そりゃ日本社会の他人に対する距離感を見ていたらそう思います。

だからこそ、このブログを運営してる稲沼さんの発想はすばらしいんですよね。

喋るTシャツのクラウドファンディングをやられていますが、こういうぶっ飛んだアイデアでもない限り、日本の距離感は変えられないでしょう。

でも、Tシャツで本当に会話が生まれるのかって?

声を大にして言いましょう。生まれます。

Tシャツに書いてある文字とかって絶対読みますもん。

僕もこの前、こんなTシャツを着てるネパールの男をナンパしそうになりましたもん。

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確かにいきなり知らない人に話しかけるのって難しい。

でも必要なのは「きっかけ」だけ。きっかけさえあれば話は始まる。

そう考えると、まさにTシャツってきっかけをつくってくれますよね。

 

2020年!海外からもたくさんの人が来る日本で、「一期一会」をつくろう!

2020年、東京オリンピックまであと4年もありません。
それまでにもっとコミュニケーションが溢れたらきっともっといい国になることは間違いない。

知らない人とのコミュニケーションには人生を豊かにする力がある。


一生話すことのなかった人と話す機会になるかもしれない。

そうして、これまで全く知らなかったことを知れるかもしれない。

何よりも、何気ない日常の出来事が一生忘れられない特別な一瞬になるかもしれない。

2020年。電車で隣に座った外国人と話したくないですか?
外国人っていうと、英語の問題を持ち出しがち。

でも他人への距離がめちゃ遠い日本のコミュニケーションは英語の問題じゃないですよ。

稲沼さんは言います。

コミュニケーションは相手の個性を知るまたは発信することから始まると思っています!

【関東】個性がない?日本人全員がもつ個性をプリントした出身地Tシャツを作りたい

見知らぬ相手の個性を知り、関心を持つという姿勢に欠けている今の日本。
たとえ、日本人全員英語ができたって、今の状態と何ら変わりませんよ。

日本の皆さん。
電車でスマホばっか見てないで、もっとコミュニケーションを楽しみませんか?

少しでも楽しみたいと思った人は、ぜひ稲沼さんのプロジェクトを応援してください!
あなたの個性は? 日本人全員が持つ個性をプリントした 【出身地 T シャツ】が発売!

 

ブログ「僕はネパールを変えることができない」もやってます!

読んでいただきありがとうございました!

最後まで読んでくれたあなたはぜひ、僕のブログにも遊びに来てください!
ネパールでの生活や青年海外協力隊の話はもちろん!
生き方に悩める20代が一歩踏み出したくなるブログです。
「僕はネパールを変えることができない」

ネパールは本当にいいところです。
ちなみに、僕のブログを読んでやってきた日本人の男たちもネパールを満喫していきましたよ。ネパールの平凡な村に日本人の男4人組がやってきて、超絶満喫して帰った話

 

———-ここまで——-

 

日本人は僕も含めて、目の前の光景こそが世界のスタンダードだと考えがちだと思います。こういった情報は見る人の視野を広げ、とても刺激になると感じました。

keiさん本当にありがとうございました!出身地Tシャツはドキドキの新しいリターンも追加しています!!

日本人のコミュ力をTシャツから上げる。

 

今、マジになる!!

 

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お前誰だよ!!って方はこちらをクリック↑↑

 

稲沼がやっているコミュニケーションがコンセプトのTシャツ47都道府県分あります!!↓

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