こんちはっす!脳内アーティストSHUN INANUMA(@shuninanuma)です!
あんまり詳細に話していなかったのですが、自分は5年前に騙され100万以上の借金を負った。
今回の記事では初めてその手口を公開しようと思う。そして100万以上失ってなぜ感謝しているかを書こう。
見出し
あの日久しぶりに同級生から突然電話がかかってきた
いつ騙されたかは、いつ契約したか確認すればすぐに分かった。2013年1月である。当時21歳。大学を中退し、バンドマンでフリーターだった!
夜、最寄駅からの帰り道、電話がかかってきた。卒業以来会った事あったっけ?くらい久しぶりの同級生。特に何も考えずに電話にでた。「おー!久しぶりじゃん!」みたいなこちらは高いテンションである
「めちゃくちゃ簡単に稼げる話がある」同級生はそう言った。そりゃめちゃくちゃ助かるわ!みたいなテンションだった俺。無理もないあの頃は綺麗すぎるくらいにバカで頭もすっからかんだった。
なんの疑いもなく行動力(?)だけはあって次の日にはその友達の元へ向かっていた。気分は遠足に行くような感じだった。。。
消費者金融で限度額まで借りてもデータが消える
奇跡の技すぎんだろwwwでも当時はマジで本当だと思っていた。同級生がいうのはこうだ。
「消費者金融でお金を借りても、裏で繋がっている人がいてその人の力でデータは消える。だから限度額まで借りてきて。借りた分の20%は報酬であげれる」
対して俺が思ったのはこうだ
これマジ。謎のコミット。
ということで合計3社から計100万以上借り入れ、全額引き出し、同級生と裏で繋がってる人に渡した。そして20%のバックをもらいその金は別の友達への借金返済、あとたしかスピーカーとか買ってた。意気揚々だった。アホめ
目先のお金に目が眩んだ時は失敗しかしてない。惑わされるな、ブレるな
消えないデータ、鳴り止まない電話
同級生からはデータを消すのに少しだけ時間がかかるかもしれないと言われた。確かに大変そうだもんな。とか思ってたな、うん。
しばらくすると電話がかかってきた。どうすればいいか分からない俺は同級生に聞いた「電話かかってくるんだけどどうすればいい??」「完全無視しといて、そろそろデータ消えるから」しかしそのうちガンガンにかかってくるようになった「結構電話来るんだけどまだ??笑」「もう少しだと思う、確認してみる」
その日からその同級生と連絡を取れる事はなかった。連絡つかなくなったのだ。
そこで初めて調べた。”消費者金融 詐欺”同じような事例がたくさん出てきた。そこで初めて分かった「やっちまった。。。」遅すぎるだろ。。。そのせいだと思うけど、今でも電話がくるとドキッとする
バイトマンでバンドマンに100万以上の借金は返せる見込みは一切なかった。消費者金融のリボは地獄だ。地獄のシステム。あんなん終わるわけない。最小の返済金額じゃ一生終わらん。
騙すのも友達、救ったのも友達
親や彼女には言えなかった。親にお金がないのはなんとなく分かっていた、彼女には言いたくなかった。リボは終わらないと悟った自分は地主のばあちゃんと高卒でサラリーマンしているバンドメンバーに連絡した。
「絶対返すのでお金を貸してくれないでしょうか?」
ばあちゃんは親にも言わない約束で振り込んでくれた。バンドメンバーは必死で貯めた貯金から貸してくれた。一生頭が上がらない、何の実績もなし、返す見込みもなし、特に期限もなしに2人は貸してくれた。しかも無利子で。そこからは2人にお金を返していく生活が始まった
もう騙されまいと勉強し始めたことが人生を変えた
それまでの人生、アホでバカで単純で空っぽだった。それが良さでもあったが、もう騙されたくなかった。何をすれば分からなかったからとりあえずビジネス本を読み始めた。
ハマった。知らない世界がめちゃくちゃあった。物語や小説はどうでもよかった。よりリアルに感じるノンフィクション。自分にとってはある意味で非日常がビジネス書にあったのだ
もう騙されまいと勉強しはじめたが、一年後に目的は変わっていた。 いかに人に騙されないかではなく、いかに人を愛するか。
そこからの成長はまた詳しくどっかで書こうと思う。自分でいうのあれだけどこの時からだいぶ成長したと思いません??
まとめ
あの借金がなかったら今ごろ何をしていただろうとふと思うことがある。あれがあったから必死にやった。あれがあったから変われた。あれのおかげでフリーランスに、あれのおかげで会社まで作った、あれのおかげで幸せだ。
途中で親に打ち明けた時は少し泣いた、彼女に打ち明けた時は彼女が泣いてくれた。
辛い思いも大失敗もその先は自分で作れる。どうにでもなる。死ぬこと以外かすり傷でもない。どうにでもなる。借金という事実も未来の解釈で感謝できるのだ。人生最大の転機をありがとう。
今、マジになる!!
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